【第2回】NITORI BOX【東方同人ゲームレビュー】
Author:ロッチチ
まさかの東方同人ゲームレビュー第二弾
「BirdStrike」さんからの「NITORI BOX」
前回のまりさとありすのトラップタワーと引き続き、アクションパズルゲームです。
二回連続パズルゲームとは、どれだけ頭を行使させる気なのかわからないですか、レビュー行きます。
このゲームはPSソフト「風のクロノア」をモチーフにした東方同人ゲームです。
やった事の有る方なら、想像は出来るかもしれませんが
僕自身は全くの未プレイです。
このゲームの基本となるアクションは
にとりが掴み、そしてにとりが投げる。
この二つの動作で、それに加え移動とジャンプ、そして滞空という極めて簡単な操作なので
初プレイでも感覚的に操作が出来るので、特に難しいという事も有りませんでした。
ステージ毎に有る、3つの鍵を集め扉を開くとクリアというゲーム内容なのですが
1エリアの1ステージは流石にチュートリアルも兼ねているようで、特に何も考える事も無く
クリア出来たのですが、2ステージ目から本番のようでして
考えて進まなければクリア出来なくなっています。
エリアが進む毎に、ギミックが追加されていくのは面白く
次のエリアではどんなギミックがあるのかと、ワクワクさせられましたのは好印象です。
また、エリア毎の異なるギミックもフル活用してステージが作られているので
解答の仕方が全く異なってくるので、頭を大変悩ませます。
これはアクションパズル全般にも言える事なのですが、
アクション要素とパズル要素を組み合わせる。
つまりアクションだけだったら何でも無いステージだったのに、謎解きが加わる事で
格段に難易度が上がります。ほんと。
エリア最後のステージには、必ずボスが要るので区切りとしては非常にわかり易く。
そのボス戦には上手く東方要素を組み合わせ、弾幕を避けつつ敵にダメージを与える物となっています。
これが意外に難しいんですけれども、アクションという所を上手く感じさせてくれました。
それでは、ゲームシステム外の事に触れます。
まず目に付くのが、絵が可愛い。
ゲーム画面中の左上にニトリの顔が出ているのですが、これがライフが減ると表情が変化するという細かな
気配りがプレイヤーとしてはうれしかったです。
そういった細かい気配りが、色々な所に現れていているのが特徴的でした。
鍵が細かい動きをしているとかも気が付くと「おっ」と思わせるポイントでした。
しかし、どうしても気になったのがステージの長さ。
個人的にパズルアクションが得意な人間では無いので、1ステージにつき1画面くらいの規模で
もうちょっとサクサクっとやりたかったのは本音。
それとゲーム中のライフがボス戦以外ほぼ無意味なシステムとなってしまっているので、
改善出来る余地はやはり幾つか残されているようにも感じて、せっかく面白い出来なのにと
そこが勿体無いと思ってしまう。
Author:ウェレイ